ワイン初心者に向けたワインの基礎知識

ワインができるまで


ワインというお酒そのものは知っていても、ワインの造り方についてはあまり知らないという人も多いのではないでしょうか。

ワインは、原料となる収穫したブドウの実を破砕して液状にし、発酵、圧搾することでただのブドウ果汁にコクとアルコール成分を自然に生ませたお酒です。

そして発酵したブドウ果汁はタンクに詰められ、沈殿や淀みを取り除いてろ過すると、美味しいワインが出来上がります。

ここでは、ワインの種類や主な産地など、ワインに関する基礎知識についてご紹介します。

ワインの種類

ワインは大きく捉えるといくつかに分類分けでき、それぞれに名前が付いています。

その名前や分類についても知っておくと、種類を見ることでどんなワインかすぐにわかるでしょう。

そこで、ワインの種類やその特徴についてご紹介します。

スティルワイン


多くの人がイメージする一般的な赤ワイン、白ワインはこのスティルワインに分類されます。

炭酸やブドウ以外の成分を一切加えず、伝統的な製法で造られたワインのことで、ワインの中でも王道と呼んで良いでしょう。

スティルワインという名前は付いているものの、一般的にはワインと呼ばれているものがこれに当たるので、わざわざ赤ワインや白ワインをスティルワインと言う人はほとんどいません。

スパークリングワイン

スパークリングワインは炭酸の入ったワインで、聞き馴染みがある人も多いのではないでしょうか。

上品な味わいのスパークリングワインはお酒が得意な人でなくても美味しく飲めるものとして人気です。

スパークリングは炭酸ジュースのようにボトル詰めする直前に炭酸ガスを注入しているのではなく、炭酸ガスを発生する酵母を入れることで炭酸を発生させています。

フレーバードワイン

画像引用元:http://iewine.jp/article/2208

フレーバードワインは既存のスティルワインにフルーツやハーブなどを使って味付けをしたものを言います。ワインを使ったカクテル、サングリアも厳密に言えばフレーバードワインに当てはまります。

味わいは加えるものによって無限に可能性が広がり、突き詰めればその人好みのフレーバーワインは必ず見つかると言っても良いでしょう。

フォーティファイドワイン

フォーティファイドは日本語で酒精強化という意味で、ブランデーなどを混ぜることでアルコール度数を高めたお酒です。度数が高い方が長期保存に向いているため、特に保存技術が確立されていないアフリカや東南アジアで重宝されています。

シェリーやマディラなどの有名な銘柄のワインもこれに当てはまります。

ワインの生産国


ワイン好きからすると、ワインの生産国もワインを見分ける上での非常に大切な要素の一つです。

なぜなら、ワインはその産地によって使われるブドウの品種やその国の味の好み、ワイン醸造の歴史が異なるからです。

そこで、ワインの主な生産国とその特徴についてご紹介します。

フランス

フランスは世界トップクラスのワインの産地として有名で、その歴史も非常に古いです。

ボルドーやブルゴーニュなど、ワインの有名産地として名高い場所も数多くあり、そこで造られた伝統ある銘柄のワインは世界各国で非常に高値で取引されています。

上品な旨味とコクのある格式高いワインが欲しいなら、フランスはまさに王道と言えるでしょう。

シャンパンの産地であるシャンパーニュ地方も、フランスの地名です。

イタリア

ワインの生産量は長年フランスとイタリアが2トップです。

イタリアではワインは水よりも安く買えると言われているほど一般的な飲み物になっていて、今現在栽培されているブドウの品種は非常に多彩なものがあります。

その結果、ワインの味も幅広く、高品質な高級ワインから味が良く馴染みやすいリーズナブルなワインまで様々です。

スペイン

スペインは温暖な気候にあり、今急速にワインの種類数、品質の高さを伸ばしている国でもあります。

暖かな太陽と自然の恵みを受けた自然味溢れるワインは世界各国で愛されていて、特にフォーティファイドワインはスペインが有名な産地として有名です。

また、温暖な気候でさっぱりと飲めるスパークリングワインが有名な国としても知られています。

僕としては夏の暑い日に飲むならスペイン産ワインをおすすめしたいです。

アメリカ

アメリカワイン、と言うよりもカリフォルニアワインと言った方が聞き馴染みがある人も多いかもしれません。

アメリカでは、ワインのブドウの栽培地はその9割がカリフォルニアと言われています。

ワイン醸造の歴史は浅いものの、生産量や美味しさは今世界中で注目されていて、革新的な製法によってリーズナブルで品質の高いワインを世界中に流通させています。

近年ではマクマレーやカーニヴォなどの銘柄の知名度が高いです。

リーズナブルなワインを手軽に楽しみたいのであれば、アメリカ、カリフォルニア州で造られたワインは非常におすすめだと言えます。

日本

国産ワインも負けてはいません。特に果物の産地といて有名な甲州を中心とした産地で造られたワインは国内ではもちろん、国外でも注目されています。

日本のワイン品評会、サクラインアワードには国外のワイン通も多く集まり、そこでは多くの国産ワインも出品されています。

高い評価を得た国産ワインは海外にも多く流通しており、その知名度はさらに上昇中です。

まろやかで優しい口当たりの国産ワインは日本人の口に合い、和食と合わせて国産ワインを飲むのも粋でおすすめします。

ワインの歴史を簡単に


ワインは非常に歴史が長く、紀元前2000年に書かれたとされるギルガメッシュ叙事詩にもワインの存在が確認されています。

また、ヨーロッパでは紀元前8000年のものと思われる土器にもワインの成分が付着していることがわかっています。

明確な起源は明かされていないものの、ワインは世界各国で飲料として愛されており、特にヨーロッパ、エジプトなどを中心に愛されていました。

そして大航海時代、これらの限られた地域にのみ存在していたワインという飲み物は植民地拡大の歴史とともに広がりを見せ、苗木を持った醸造家たちが様々な国に渡ってワインを広めます。

アメリカやオーストラリアをはじめとした各国にワイン醸造が広まり、日本にも1800年代にワインが入ってきました。

そこから改良に改良を重ね、現在は世界各国でその国に合ったワインの造り方や味わいが確立されつつあります。

ワインの基礎知識まとめ

ワインの基礎知識についてご紹介しましたが、ワインは非常に奥深い飲み物であることがわかります。

最後に、ワインの基礎知識についてまとめます。

・ワインはブドウを発酵させて造られる
・スティルワインをはじめ、ワインにはいくつかの種類がある
・ワインは世界各国で造られている

ワインは造り方によってその味わいが大きく異なり、世界中で造られているものではあるものの、その味わいは国によって大きく異なります。

非常に長い歴史を持つワインは、今もなおその進化が留まるところを知りません。今後さらに美味しくなるであろうワインを、ぜひ味わってみてください。

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